タチの悪い”元カノ”

風太～。
どうして私じゃダメだったの(;O;)
どうして、姫かあさんを追ったの(;O;)

と、しつこい、タチの悪い元カノみたいな私の怨念が
天に通じたのか？
外は、なんだか怪しい・・・
気持ち悪い、生ぬるい風が・・・

爆弾低気圧

もわ～んとしたキショイ風が・・・

キショイ風・・・？

風太！まさか！？

「人間かあさん・・・タチの悪い元カノ・・・気持ち悪いよ」
って思ってるん？？
それでこんなキショイ風、吹かしてるん？

風太。
それはないやろ？
人間かあさんは悲しいぞ！

風太天使「ぼく・・・そんな事、思ってないよ・・・」
姫天使「風ちゃん、ほっといていいでしゅよ。あいつ、シツコイでしゅから」
大和天使「そやそや！ほっといたらええねん」
未夢天使「おかぁはん・・・ウザイですのん」
未来天使「温かく見守ってあげなさい。私はこちらに来て長いので
　　　　　　下界のつまらない事には動じません。」
風太天使「さっすが～！未来ちゃん。本物の天使だねー」
姫天使「大丈夫でしゅよ。嵐丸と小姫と大翔が、夜の大運動会はじめたでしゅから」
大和天使「そろそろ怒鳴る頃やな・・・あいつ、怒ったらシツコイねんなー」
風太天使「怖いよー。そろそろ言うよ
　　　　　　　”グーでどつかれたいか？
　　　　　　　パーで叩かれたいか？
　　　　　　　チョキで目突かれたいか？”」
未夢天使「おかあはん・・・恐ろしい人ですのん・・・」

な～んて、話てるかどうかは知らないけれど、
風太。二回目の命日。